柴犬の原発性緑内障は約3頭に2頭が発症の可能性【事前の検査を】

犬猫の遺伝子検査

柴犬の原発性緑内障のことを知っていますか

眼の中の液体の流出が滞り、眼圧が異常に高くなることで視神経が障害される病気です。

特に急性期症状の場合、結膜と上強膜のうっ血、眼瞼痙攣、疼痛、散瞳などが見られたあと放置すると、視覚を消失する可能性があります。

痛みもでるため、眼球を摘出する手術を行うこともあります。

中年齢(4〜7歳頃)から発症しやすく、片目で発症したあとに反対側の目にも起こることが少なくありません。



柴犬の場合、遺伝的に原発性緑内障を発症しやすいことが分かっています。

そして、柴犬の緑内障の変異遺伝子保有率は67.0%

約3頭に2頭が、発症の可能性があるのです。

緑内障を発症した後、予後を大きく左右するのは治療開始までの期間と言われています。

つまり、遺伝子検査によるリスク判定により、早期発見、早期治療がしやすくなります。

柴犬の緑内障検査(特許番号6053681号)
※2016~2020年で検査した株式会社VEQTA のデータより。

遺伝子検査によるリスク判定って?

「知らなかった」ではなく、「知っていたから備えられた」へ。

愛犬のこれからを考えるなら、遺伝子から知るという選択があります。

遺伝子検査によるリスク判定は、緑内障の変異遺伝子であるdog1(潜性遺伝)とdog2(顕性遺伝)、2種類の変異を合せて診断しています。診断を行うことで、柴犬の発症リスクを調べることでき、早期治療や早期発見に役立てることができます。

検査内容
dog1(潜性遺伝):ノーマル(クリア)、キャリア、アフェクテッド
dog2(顕性遺伝):ノーマル(クリア)、ヘテロ接合(アフェクテッド)、ホモ接合(アフェクテッド)


dog1・2をもとに診断し、低(0)、中(2~4)、高(5~6)でのリスク判定を行っています。

つまり、遺伝子検査で、この子が抱えている病気のリスクを知ることができます。


それは、病気を恐れるためではありません。


この子の未来のために、今できることを選ぶためです。

リスク(低)
調べている遺伝子変異が原因となる原発性緑内障に関しては、発症する可能性が低いです。

リスク(中)
調べている遺伝子変異が原因となる原発性緑内障の発症リスクがやや高いです。
状況と症状に応じて獣医師に相談して適切な治療・処置を行ってください。

リスク(高)
遺伝子変異が原因となる原発性緑内障の発症リスクが高いです。
必ず発症するということではありませんが発症リスクが高いため、リスク(中)と同様、状況と症状に応じて獣医師に相談して適切な治療・処置を行ってください。



「あの時気付いていれば」と後悔しないために、遺伝子検査という選択肢をぜひ知ってください。

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