未来の家族を、最期まで守りたいから

シベリアンハスキーを迎えたいなと思っていますが、
やっぱり飼育って難しいのでしょうか・・・。
はっきり言って、初心者向けの犬種ではありませんね。
でも、決して難しい犬種ではありません。

どんな犬種にも ”物語” があります。
お迎えする犬種の物語を知らずに、見た目の好みで犬種を選ぶと「こんなはずじゃなかった」「やっぱり難しかった」と失敗することがあります。
シベリアンハスキーも例外ではなく、バブルの時代は多くのシベリアンハスキーが手放されました。
「でも、私は、最後までシベリアンハスキーを愛したい。」
そう考えている方に向けて、まずは、激動の時代を支えてくれた、シベリアンハスキーと私たちのヒストリーをお伝えします。
この記事は、次のような方におすすめ!
・これからシベリアンハスキーと家族になる方
・シベリアンハスキーの飼育に不安がある方
・シベリアンハスキーの正体(歴史)が気になる方
・シベリアンハスキーを最期まで愛し抜きたい方

シベリアンハスキーの歴史
シベリアンハスキーは、元々シベリア北東部の先住民族であるチュクチ族によって、長い間飼育されていました。
その時代のシベリアンハスキーは、ソリを引く犬であり、また猟犬でもありました。
極限状態の厳しい寒さの中ソリを引いてきたシベリアンハスキーは、チュクチ族とって相棒そのものでした。
人間との親和性が高さは、ここから始まったんですね。
シベリアンハスキーは、寒冷地での移動や荷物の運搬に特化した犬種で、優れた持久力と体力を持ち、雪の中でも効率よく作業できたのです。
ポイント
寒冷地での移動や荷物運搬に特化した、持久力と体力を持つ。
なにより私たちの相棒だった。
1900年代に、「とても優秀な犬がいる!」とシベリアンハスキーは評判になり、アメリカのアラスカへと輸入されました。
注目された理由は、アラスカのゴールドラッシュです。「金が発掘できる!」と一攫千金を夢に、多くの人はアラスカへ旅立ちました。

しかし、そこに向かう道中は厳しい寒さと過酷な環境が待ち受けており、途中で命を落とす人も少なくありませんでした。
そんな時代だったからこそ、寒冷地でも持続力のあるシベリアンハスキーが注目されたのです。
1920年代に入ると、帰還した金鉱労働者たちによって行われた犬ゾリレースは、非常に人気となりました。
シベリアンハスキーたちが引く犬ゾリは、多くのレースで勝利をもたらします。

そして、シベリアンハスキーをさらに有名にしたのは、アラスカのノームという町で起こった「ジフテリア」という感染症がきっかけ。
この病気は迅速な治療が求められていたにも関わらず、ノームは極寒から閉ざされてた町で、必要な血清を入手する手段が限られていました。
その時の救援活動にも、シベリアンハスキーの犬ゾリが活躍したのです。
アラスカの他の町からノームまでの距離は、東京から福岡までとほぼ同じ、約1,000km。
シベリアンハスキーは過酷な条件下でも、この距離を驚異的なスピードで走り続け、血清を届けたのです。
このことがきっかけで、シベリアンハスキーの知名度は急上昇することになりました。
その後も、シベリアンハスキーは北極・南極探検へ同伴しました。
特に、アメリカの探検家ロバート・ピアリーが1909年に北極点に到達した際には、シベリアンハスキーもチームの一員として同行し、物資の運搬や移動を支えたのです。

第二次世界大戦でも、シベリアンハスキーは活躍しました。物資の提供はもちろん、警備犬としても利用され、敵の侵入を防ぐための重要な役割を担いました。
ポイント
シベリアンハスキーは、人間に忠実で、パートナーとして長く寄り添ってくれた犬種。
狼のような風貌ですが、とても懐っこく、私たちに忠実に働いてくれていたシベリアンハスキー。
決して、しつけが難しい、物覚えの悪い犬種ではないのです!

シベリアンハスキーの歴史を知って、より一層好きになりました!
でも、最後まで飼育できるか、不安は残ります。
確かに、バブル期のハスキーブームでは、多くのシベリアンハスキーが手放されました。
ただ、これは安易にお迎えした飼い主と、ブームによって起きた質の悪い交配、どちらも原因だったのでしょう。

飼い主と犬を苦しめる 質の悪い交配って?
「ブリーダーとは、子犬を産ませ、育てる人」という認識があるかもしれません。
しかし、単に父親と母親を飼育し、子犬を産ませているだけではありません。
優良なブリーダーは、遺伝的な疾患が生じないように、交配前に遺伝性の疾患がないか検査します。
そして、それだけではなく「ワンちゃんの性格」にまで気を配るのです。

え?
でも、性格って、個性じゃないですか?

ドックショーでは、性格まで見られる
ドックショーをご存知でしょうか?
ドックショーとは、それぞれの犬種の理想や骨格(スタンダード)にもっとも近い犬と評価される大会のことです。
そして評価されるのは、美しい姿や骨格だけでは・・・ないのです!
ドッグショーの会場では、まるでパリコレのモデルのように洗練された、エレガントで、魅力あふれるワンちゃんでなければなりません。
多くの人の前で、颯爽とかっこよく歩く必要があります。
逃げ回ったり、吠え続けたり、人に飛びついてしまうようでは、いけません!
遺伝というのは、骨格だけではなく、性格や資質までも、次の世代に確実に引き継がれていくものです。
つまり、チャンピオンの血統のシベリアンハスキーは、最後まで共に暮らしやすく、明るく朗らかで、落ち着いた躾のしやすい性格であることまで想像できるのです!

ドックショーに出陳し、さらにそこで評価されるブリーダーは少ないです。
費用もかなりかかりますからね。
ドックショーで評価を得ようと努力をするブリーダーは、とても素晴らしいことだと思います。
扱いやすい子に育てる 野村泰子シベリアンハスキー ブリーダー

野村ブリーダーは、
シベリアンハスキーの子犬をご家族にお譲りする時期が遅いですよね。
ブリーダーが手を掛けてあげる余裕があれば、3ヵ月近くまで親元で育てる方が、仔犬の為には好ましいと確信しています。
しつけができてからお引渡しをするので、「こんなに手がかからないなんて」とご家族様に喜ばれますね。

シベリアンハスキーを含む多くのワンちゃんは、誰が飼っても同じ性質を発揮できる訳ではありません。
良いワンちゃんに育てるためには知識も時間も、努力も必要になります。
素質の良いワンちゃんが、間違った飼育管理によって構成や体形までダメになったり、しつけに失敗して扱いに困る問題犬になることは、ごく普通に起こります。
生まれてきた子犬は、母犬や親戚犬と一緒に育ち、親から犬社会でのしつけも受けることができます。家庭犬としてのしつけは、ブリーダーが行う。
そうすると、子犬の時期の大切な経験もしっかり積んでおり、他人、他犬、車や街などの刺激に対して動揺しません。
人見知りの少ないメンタルのしっかりした性格になります。
私たちがシベリアンハスキーとどう向き合い、どう育て、どのように次に繋ぐかが重要なのです。
野村ブリーダーが育てたシベリアンハスキーが、お引渡しまでにできること(例)
・室内トイレを完璧にマスター
・甘噛みせず、指からオヤツを食べらる
・車にも慣れている
・マテ、イケナイ、スワレ等を聞き分けできる
・リードウォーク(散歩のしつけ)ができる
・シャンプー、ドライヤー、爪切り、足拭き等のハンドリングに慣れている

実際に、子犬もショーにもでていますよね。
ショーにでていい成績が取れるということは、人馴れもしているし、あらゆる刺激に動揺しない性格だっていう証拠ですね。素敵です。
ありがとうございます。
犬質向上を目指した繁殖を行なうことがブリーダーの務め。
お渡し後も定期的な連絡をいただけると安心いたします。

野村泰子ブリーダーへのお問い合わせ
シベリアンハスキーをご紹介してくれた、野村ブリーダー。
兵庫県佐用町 シベリアンハスキー 詳細はこちらから。


最後に、知っておきたいシベリアンハスキーとの暮らし方
シベリアンハスキーの運動スタイル
運動が必要な犬種だけど、散歩するだけでは不十分。
トロット&ギャロップで思う存分に走りエネルギーを発散させることが必要なの。

トロット&ギャロップとは、犬の歩行スタイルを指します。
ウォーク(Walk)、ペイス(Pace)、トロット(Trot)、キャンター(Canter)、ギャロップ(Gallop)という種類があります。
シベリアンハスキーを含む運動量が必要な犬種は、特にトロットとギャロップが大切です。
1. トロット (Trot)
- 速度: 比較的速いペースでの歩行で、犬が連続的に足を動かしながら走るスタイルです。通常、トロットは一定のリズムを持ち、持続可能なスピードで移動します。
- 動き: 対角線上にある前脚と後脚が同時に地面から離れ、次に反対側の足が地面について交互に動きます。これは、よりエネルギー効率の良い移動方法です。
- 用途: ドッグショーやトレーニングの際によく見られ、犬の体型や動きの美しさを強調するために使用されます。長距離を持続的に移動するためのスタイルです。
2. ギャロップ (Gallop)
- 速度: 犬が全速力で走る際のスタイルで、非常に速いペースです。ギャロップはトロットよりもはるかに速く、主に短距離のスプリントに適しています。
- 動き: 犬が両前脚を同時に前に伸ばし、続いて後脚が同時に地面から離れ、最終的に着地します。この動きは、犬が全力で走る際に発生し、体を前方に大きく投げ出すような感覚があります。
- 用途: 遊びや狩猟、アジリティ競技など、犬が素早く動く必要がある状況でよく見られます。特に、追いかけっこや獲物を追いかける際に使用される動きです。
特に、生後半年から2歳くらいまでの充実した運動が、正しい筋肉と骨格構成を作り、メンタルやしつけに於いても極めて重要ね。

家族になった後は
ペットの実家では、「お引渡しをして終わり」ではありません。お引渡し後は、ブリーダーがご家族様のサポートをします。
昨今、ご家族の飼育放棄が問題視され、安易な生体販売が疑問視されています。
ペットの実家では、行き場のない子を減らすためにできることは、保護活動だけではないと考えています。
最後まで一緒に暮らしやすい子を育み、引き渡し後はご家族のサポートを行うことも、行き場のない子を減らすことに繋がります。
ちなみに、ワンちゃんにも発達障がいがあります。この発達障がいがあると、ワンちゃんとコミュニケーションが取りづらくなりますが、体に大きな病気は見つかりません。
そのため、他の子犬と同じようにお引渡しが行われ、ご家族の悩みの種になっていることがあります。
ペットの実家は、そういったワンちゃんも、その事実を伝えてお引渡しをしてきました。
生体販売に求められていることは、一緒に暮らすことが難しそうな子だったとしても、その事実を伝えて引き渡すことではないでしょうか。
最後まで一緒に暮らしたい。
その気持ちがあるからこそ、たくさんお調べになっているご家族様。
ペットの実家は、ご家族様のより良い未来を応援したいと思っています。
