「シニア世代でも犬を飼えるのか?」「ブリーダーに嫌がられないか?」と気になっている方は多いのではないでしょうか。
獣医師が推奨した優良ブリーダーから子犬を迎えよう
シニア世代は嫌がられる?

ブリーダーさんから子犬を迎えるとなると、やっぱりこの年齢だと嫌がられませんか?
と思われるかもしれませんが、むしろシニア世代はブリーダーから歓迎されることも多いです!
ブリーダーがシニア世代にお引渡しをするメリット
・息子や娘のように、時間もお金もかけてもらえる。
・仕事に左右されずにお世話をしてもらえる。
・家庭環境(結婚・離婚・引っ越し)が変わらない可能性が高い。
・お子さんも成人している場合が多く、もしもの時にお願いできる。
シニア世代に子犬は絶対ダメ!!!という訳ではありません。シニアだからこそ犬育てに専念できる魅力があります。安心してくださいね。
獣医師が推奨したブリーダーから迎えるメリット💡
✔トイレトレーニングやハウストレーニングなどのしつけができている子が多い。
✔子犬のメンタルや性格を重視してブリードしているため暮らしやすい。
✔健康重視で遺伝病を事前に防ぐ検査を行っているから安心。
✔子犬を迎えた家族同士との交流もある(ファミリー会)!。
✔お迎え前後は犬種にあった相談が可能。
✔60歳以上でもお迎えが可能(ブリーダーにより条件あり)
しかし、いくつか注意点があります。
本記事では、シニア世代が子犬を迎える際に知っておくべきポイントを詳しく解説します。
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60歳以上でも子犬を飼えるのか?
基本的に年齢制限はありませんが、以下の点を考慮する必要があります。
- 犬の寿命
犬の平均寿命は大型犬であれば10、小型・中型犬は15年ほど。現在60歳の場合、犬が寿命を迎えるころには70代になります。現在は犬の寿命も大幅に伸び、+5年は視野に入れましょう。 - 体力と世話
子犬はエネルギッシュで、しつけや散歩、食事の管理が必要です。特に大型犬や活発な犬種は運動量が多いため、体力に自信があるか確認しましょう。 - 万が一の備え
自分が病気や入院になったときに、犬の世話を引き継げる家族や友人がいるか事前に相談しましょう。 - 犬種による育てやすさ・日々の費用や医療費
ここは盲点の方も多いのではないでしょうか。

犬種って、大型犬か小型犬かの違いしか考えていませんでした。
そうですよね。
実際には犬種によって医療費も毎月のトリミング代もかなり違います。

60歳以上が子犬を迎える際の注意点
カット必須な犬種のトリミング代
犬種によっては、定期的なトリミング(毛のカットやシャンプー)が必要です。
特にトイプードルやシーズー、マルチーズなどの犬種は、毛が伸び続けるため1~2か月ごとにトリミングサロンに通う必要があります。
トリミング費用の目安(1回あたり)
🔹 小型犬(トイプードル・マルチーズなど) → 7,000円~9,000円
🔹 中型犬(コッカースパニエル・シュナウザーなど) → 8,000円~12,000円
🔹 大型犬(スタンダードプードルなど) → 12,000円~15,000円
トリミングが必要な犬種は、年間で4万~10万円以上の費用がかかることになります。
また、シャンプーや爪切りだけでも費用が発生するため、事前にご自宅近くのトリミングサロンの価格を確認しておくのがおすすめです。
💡 ポイント
・トリミング代を抑えたいなら、柴犬・フレブル・チワワ・ダックスなどトリミング必須犬種ではない犬種を選ぶのもアリ!
・自宅でブラッシングをこまめに行うと、トリミング頻度を減らせることも!
医療費が高いのはどんな犬種?
犬を飼ううえで医療費は避けて通れません。特に遺伝的な病気になりやすい犬種や、大型犬・短頭種(鼻ぺちゃの犬)は、治療費が高くなりがちです。
🏥 医療費がかかりやすい犬種の例
🔹 短頭種(フレンチブルドッグ・パグ・シーズーなど)
➡ 呼吸器の疾患(短頭種気道症候群)になりやすく、手術が必要なことも。
🔹 大型犬(ゴールデンレトリバー・ラブラドール・ジャーマンシェパードなど)
➡ 関節疾患(股関節形成不全・膝蓋骨脱臼など)や胃捻転になりやすく、手術費用が高額。
💰 年間の医療費の目安
特に病気のリスクが高い犬種の場合
🐾 小型犬:3万~10万円
🐾 中型犬:5万~15万円
🐾 大型犬:10万~30万円以上
大型犬の医療費は高額になりやすく、介護も大変になります。
💡 ポイント
犬種ごとのかかりやすい病気を知っておくと、予防策を考えやすい!
ペット保険の加入で医療費の負担を軽減するのもアリ!
やっぱり成犬がいいかも・・・
と考えた方は、里親制度や成犬の迎え入れも検討することをおススメします。
成犬のほうが性格も分かっているため、シニア世代でも飼いやすいというメリットがあります。
シニアでもお迎えOKな成犬はこちら
まとめ
60歳以上でも子犬を飼うことは可能ですが、犬の寿命や世話の負担を考え、慎重に検討することが大切です。体力や生活環境に合った犬種を選び、万が一の備えをしておくことで、楽しいペットライフを送れるでしょう。