ラグドールは性格悪い?ラグドール誕生秘話から紐解く

ラグドール子猫 子猫

🔍【ラグドール 性格悪い】

と検索でヒットしますが、実はヒットするだけで、決して性格が悪い猫ではありません。

ラグドールの由来は、「ぬいぐるみ人形」。rag doll。

つまり、抱っこされた時に、ぬいぐるみのように静かになるという性質から名付けられました。

ラグドールは猫種の中でも、
非常におおらかで心優しい猫ちゃんが多く
とくに私たちの猫ちゃんはおっとりすぎてびっくりされます(笑)

ブリーダー
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ラグドールの性格についてもっと知ってもらうには、ラグドールが産まれた物語に触れていただく必要があります。

「ぬいぐるみ人形」という摩訶不思議な由来に、少々びっくりしてしまうかもしれません。

ペットの実家では、親や兄妹にも会える!

ラグドールがぬいぐるみと言われた物語(歴史)

事故にあった、猫ちゃんの復活劇

時代は1960年代のアメリカ、カリフォルニア州。

アン・ベイカーという女性は、近所に住んでいた白いペルシャ系の猫「ジョセフィーヌ(Josephine)」との交流がありました。

ジョセフィーヌちゃんは気ままで自由な、いわゆる野良猫ちゃんでしたが、その優雅な姿と気立ての良さで、アンや周囲の人々に愛されていました。

しかし、ジョセフィーヌちゃんはある時、交通事故に遭ってしまいます

アンは心配し、治療を受けさせました。

幸いにもジョセフィーヌちゃんは回復し、元気を取り戻しました。その後、ジョセフィーヌちゃんの子猫たちには驚くべき変化が現れ始めました

ジョセフィーヌが産んだ子猫たちは、非常に穏やかで、抱き上げられると体の力を抜き、まるでぬいぐるみのようにリラックスする性質を持っていたのです!

ラグドールを作り上げる

アンはこの現象に興味を持ち、ジョセフィーヌの子猫たちを基に、新しい猫種を作ることを決心しました。

その性格の良さと抱かれたときのリラックスした姿を引き継いだ子猫たちを厳選し、計画的に交配を進めました。

こうして誕生したのが、「ラグドール」でした。

ラグドールと呼ばれるこの猫たちは、抱きかかえられるとまるでぬいぐるみのように体を委ね、驚くほど人懐っこい性格を持っていました。

アンはその温和な性質を大切にし、ラグドールを独自の猫種として確立させるために繁殖計画を慎重に進めました。

彼女はこの猫種を守るため、「ラグドール」という名称を商標登録し、ラグドールの繁殖には特別な基準を設けました

しかし、時間が経つにつれ、アン・ベイカーの繁殖基準に疑問を抱くブリーダーたちが現れ、彼女から離れて独自にラグドールの繁殖を始めました。

これにより、ラグドールは広く一般にも飼育されるようになり、徐々に世界中で人気を集めるようになっていきました。

実際には、ラグドールを単なる猫種以上の存在にしようと、
誕生にまつわる伝説や物語を巧みに編み込みまるで神話のように語られる猫種としてイメージを作り上げたと言われています。

ブリーダー
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ペットの実家
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じゃあ、このラグドールのはじまりも、
本当かどうか不明確な部分が多いんですね。

おっとりのんびりラグドールを迎えたいなら

ラグドールは基本的にはおっとり猫ちゃんですが、それでも性格の差はでます。

この差は、「幼少期の過ごし方」「親の性格」の2つが関係していると言われています。

幼少期の過ごし方 ~社会化期をみんなで過ごそう!~

ペットの実家
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社会化期というのは、人間でいえば5歳程度まで。
この5歳までに、私たちは何をして成長しましたか?

子猫の社会化期というのは、生後2か月程度(人間の5歳)までの時期を指します。

この時期の子猫は、人との関わりや猫同士の関わり、また基本的な社会の在り方を学びます。

飼い猫になるのであれば、掃除機の音や洗濯機の音は当たり前。
人と一緒に住むのも、当たり前。
他の猫ちゃんや、ワンちゃんだって、いるかもしれない。

周囲の環境との接し方を覚えていく段階です。

私たち、人間も同じですよね。子猫さまざまな刺激に対して慣れ、良好な社会的行動を身につけます。

この適切な社会化を行うことで、成猫になってからも安定した性格を持ち、ストレスに強い猫に育つことが期待できます。

ペットの実家
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普通に飼っているだけではだめですよね。

そうです。どれだけ愛して、お世話をしたかが重要です。
手間ひまかけるほど、「人間は怖くない」と学びますからね。
何されても怒らないような、穏やかな子になります。

ブリーダー
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親の性格

親がおだやかであれば、子もおだやかな性格になります。

遺伝したという見方もありますが、親が人に恐怖心を見せていると、子猫も恐怖を感じるようになります。

親にもどれだけ手間ひまをかけ、愛情を日々注いでいるかが、子猫の性格を決めるひとつの要因になります。

ペットの実家では、親も見れる!

「ペットの実家」は、ペットの実家という場所までも大切にしてほしいという意味から付けました。

ペットショップという場所から迎えると、親の環境や、私たちと出会うまでの日々の生活が不明確です。

「出会うまでの、子猫の日常も、親も、愛したい。」

そんな方に向けて、優良なブリーダーを紹介しています。

ペットの実家
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ペットショップに行くまでの猫ちゃんの流通も、
無くしたいと思っています!

猫ちゃんは環境の変化にとても弱いですからね。
流通死を防ぐためにも、私はペットショップには卸しません!

ブリーダー
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獣医師が推奨したラグドールブリーダーはこちらから

両親や生まれてからの情報なども多く大切に育てられているのがわかるので、こちらのサイトから猫ちゃんをお迎えしました。 お迎えした猫ちゃんはとても懐っこくおトイレも爪研ぎも指定の場所でしてくれてとてもお利口さんです✨ 引き渡し後の猫ちゃんの生活の事もきちんと考え、愛情込めてお世話してくださった臼井様・橋本様のおかげです😌 質問にも丁寧に答えてくださり、とても信頼できるブリーダーさんです。 お迎えした猫ちゃんに幸せを感じてもらえるよう愛情込めて育てていきます💕

猫ちゃんをお迎えするなら必ずこのブリーダーさん!と考えていました。ご縁があり、実際にお迎えするまで時間があいてしまったのですが、定期的にお写真やお手入れのご報告を頂けて、子猫の成長を身近に感じることができました。臼井様をはじめスタッフの方々から愛情をたっぷりそそがれて育った事が分かります。 また、こんなに人懐こい猫ちゃんは初めてです。かわいくてたまりません! 今後とも長くお付き合いをさせて頂きたいです。

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