”犬専用”の歯磨き粉でも、実は危険!?
犬専用だからといって、すべて安全だと思っていませんか?
実は、多くの犬用歯磨き粉には、犬にとってリスクとなる成分が含まれていることもあるのです。
歯磨き粉を選ぶうえで本当に重要なのは、この2点だけ。
✅ “犬特有の歯周病菌”に対応できるか
✅ “犬ならではの歯磨き事情”に合わせて作られているか
この基本を知らずに選んでしまうと、愛犬の健康を守るつもりが、逆に危険にさらしてしまうかもしれません。
今回の記事では、犬の歯磨き粉選びで絶対に知っておくべきポイントと、安心して使えるアイテムをご紹介します。
ぜひ最後までお読みいただき、愛犬の命を守る選択をしてください。
point1 犬特有の歯周病菌がいる!?
そもそも歯周病って?
歯周病は、歯肉炎と歯周炎を合わせたもので、犬の口の中の細菌が原因で、歯肉や歯を支える骨に炎症を起こす病気です。
歯周病はこれらの症状が現れます。
- 口臭
- 歯肉の赤みや腫れ
- 歯肉からの出血
- 食欲不振
- よだれの増加
- 歯のぐらつき
さらに、口腔環境だけではなく、歯周病菌が血液に入り込むことで、心臓病や腎臓病など全身へ影響を及ぼす可能性があります。
しかし、”犬特有の歯周病菌”に配慮された「口腔ケア用品」は、あまり販売されていません。
犬特有の歯周病菌に対応するには
犬には犬特有の歯周病菌 、P.gulae(ピー グラーエ)という菌がいます。
犬の歯周病の中でも主要な菌であり、 歯周炎の誘発・重症化に関わっていることが報告されています。
最近の研究では、歯周病のある犬すべて(100%)と、健康な犬の71.43%からP. gulaeが検出されました。
人や猫への感染報告もあり、歯磨き粉選びが重要視されているのです。
犬特有の歯周病菌に効果を発揮する成分とは
その歯周病菌に優れた抗菌効果を持つ成分が、マスティック樹脂です。
マスティックは、ギリシャのヒオス島のみに自生する「コショウボク」というハーブの木より採取される樹液のことです。
このマスティックは、歯周病の他にも、胃がんの原因のひとつなるピロリ菌発育防止作用もあることが分かっています。
これらの効果のあるマスティックを、「犬特有の歯周病菌に効く 母からの惠歯磨きジェル」です。

point2 犬用の歯磨き粉に、研磨剤やフッ素はいらない
歯磨き粉と言えば、研磨剤・フッ素。
人間用の歯磨き粉では当たり前のように使われていますね。
ですが、この成分は犬も必要でしょうか?
犬は口をゆすがないから、飲み込む
犬は歯磨き後に口をゆすぐことができず、成分をそのまま体に取り込んでしまいます。
ゼオライトや真珠末、サンゴ末などの研磨成分も、口腔粘膜を傷つけたり、飲み込めば体に負担をかけるリスクがあります。
しかも、虫歯の発生がほとんどない犬にとって、フッ素は必要ありません。
愛犬の体に負担をかけず、安心して毎日使えるのは「天然由来・無添加」の歯磨き粉だけ。
この母からの惠 ふみふみ歯磨きジェルは、母から受け継ぐ乳酸菌やたんぱく質を含んだ、愛犬の命と健康、口腔環境を守ることができるジェルです。

参考:Detection of Periodontal Pathogens from Dental Plaques of Dogs with and without Periodontal Disease