チワワを飼うんじゃなかった!って実はあるある!初心者は難しい?

チワワ子犬 チワワ
飼い主
飼い主

チワワって小さくてかわいいし、初心者向けの犬種だって聞いたんだけど、
実際に暮らしてみるとこんなに大変だなんて…!

そんなふうに思っている人、実は多いの。
小さいから、おとなしいイメージがあったみたいね。

ブリーダー
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チワワは小さくて可愛らしい姿から「初心者向け」だと思われることが多いですが、

実はチワワと暮らすにはしっかりとした準備と理解が必要です。

多くの方が最初に「こんなはずじゃなかった…」と感じるポイントをお伝えしながら、チワワを迎える際の注意点やアドバイスを、チワワブリーダーがお届けします。

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チワワの飼育が難しい理由ってなに?

1. 小さいけれど、気が強くて困る!

「小さいからおとなしい犬だろう」と思われがちですが、実は小さいが故に自信を守ろうとする気持ちが強く、非常に気が強い犬種です

特に初めて犬を飼う方にとっては、その警戒心の強さや、周りに敏感に反応する性格に驚くかもしれません。

知らない人や動物に対して吠えるチワワは多く、対策には子犬の頃からの社会化が重要です。

社会化ってなに?

要は社会経験を積むことを言います。

幼いうちから他のワンちゃんや人との接触したり、トラックをみたり、歩道を渡ったりという当たり前の経験を積ませることで、警戒心を和らげることができます。

これは、はやければ早い方がいいですね。ペットショップよりブリーダーからのお迎えを勧められる理由はここにあります。

3.意外とエネルギッシュでびっくり!

チワワは小型犬なので運動量は少なくていいと思われるかもしれませんが、実際は非常にエネルギッシュで活発です。

適切な運動を与えないと、ストレスから問題行動を起こすことがあります。

家の中で遊ばせたり、短い時間でも外での散歩が必要です。

チワワの運動量は?

チワワの運動は、激しい運動ではなく、短時間の散歩や室内でのおもちゃ遊びが中心で大丈夫です。


しかし、筋肉をつけると膝蓋骨脱臼(パテラ)を防ぐことも繋がります。
膝蓋骨脱臼は、膝の骨が通常の位置から外れることを言いますが、筋肉があれば骨をカバーすることができ、外れにくくなります。子犬の頃からなるべくはやく運動をしてあげてくださいね。

ペットの実家
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ペットショップの場合、膝蓋骨脱臼の有無は「このチワワに決めました!」と伝えた後に教えらえることが多いですね。それぐらいメジャーな疾患でもあります。

膝蓋骨脱臼は遺伝も関係しているので、親を見せてもらえるブリーダーからが安心ですね。

3. 吠え癖はなぜ?怖がる原因が分からない!

チワワは警戒心が強い犬種ですので、周りの環境に対して吠えることがよくあります。

特に、初めて飼う方はその頻繁な吠えに困ることが多いです。

しかし、これは適切な社会経験で改善することができます。

ブリーダー
ブリーダー

チワワは人や他のワンちゃんとの社会化を早くから進めることが重要なの。

幼少期の経験が生涯を決める私たちだってそうでしょう?

子犬のうちにたくさんの人や犬と接する機会を設けることで、外部の刺激に慣れ、無駄吠えを減らせる。一緒に旅行にも行きやすくなるかもね。

吠え癖を治すには?

チワワが吠える時の多くは、警戒心から。

ではその警戒心はどこからやってきているのでしょう?まだお家になれていないから?外のトラックが怖い?一人で寝るのが怖い?家族が嫌なことをした?

それとも、喜んでいる?

何か理由があるはずです。その理由を突き止めて改善しなければなりません。

「吠えている間は無視をする。」という指導方法もありますが、チワワが一番欲しているものはなんでしょうか?

また、吠えている時に甘やかしすぎてはいないでしょうか?
鳴きやませるために、おやつをあげたりしてはいけません。鳴き癖がついてしまいます。

改善に正解はありません。まずは、原因はなんだろうかとチワワと対話することからスタートしてみましょう。

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チワワブリーダーの口コミ【現在オール星5★★★★★】

遠方からブリーダー様犬舎に伺ってのお迎えになりましたが、わんちゃんを大切に育てていることがうかがえ、とても安心しました。 また、お迎えにあたりたくさんのプレゼントを頂き大変ありがたかったです。特に手作りベッドはすぐに馴染んでくれて、お気に入りのようです。 LINEも繋がっており、諸々お迎え後もアドバイス頂けて安心しております。 引き続き宜しくお願いいたします。

穏やかなブリーダーさんで、おおらかに犬育てをしてらっしゃると感じました。お迎えまで大事にしてくださってありがとうございました。

チワワ

そもそもチワワってどんな物語がある?【歴史】

チワワは世界最小の犬種として知られ、メキシコに存在していた「テチチ」という小型犬を祖先に持つと考えられています。

テチチの記録は紀元前15世紀頃、マヤ文明が栄えたユカタン半島のチチェンイツァ遺跡でも確認されています。

また、コロンブスがスペイン国王に宛てた手紙にも、南米で見つけた小さな犬が言及されており、16世紀にはスペインの侵略によりその存在が危ぶまれました。

しかし、1850年にメキシコのチワワという町で3頭の小型犬が発見され、彼らが現在のチワワの基礎犬となりました。

この犬たちはアメリカに持ち帰られ、繁殖と犬種の固定が行われました。50年にわたる試みの中で、チャイニーズクレステッドドッグなどが交配に使われ、現在のチワワの姿が完成しました。

そして、1904年にはアメリカンケネルクラブに登録され、その後の都市化の進展に伴い、小型犬としての人気が高まっていきました。

一方で、一部の学説ではチワワがアフリカの砂漠に住む小型のキツネ、フェネックと混血しているのではないかともされましたが、遺伝学的には否定されています。

近年の研究によっても、チワワは他の犬種と同様にオオカミの子孫であることが確認されており、小型犬特有の遺伝子も発見されています。

現在、チワワは世界的に人気の犬種となり、日本では1970年代以降に輸入されるようになりました。

都市化が進む中、スペースに限られた住宅環境でも飼いやすい小型犬として、チワワはますます愛される存在となっています。

ペットの実家
ペットの実家

ロングコートのチワワは昔はいなかったんだよね。ポメラニアンやパピヨンなどの異種交配で、ロングコートのチワワが誕生したの。

チワワを迎える前に準備を

ブリーダーとして、多くの飼い主さんが「チワワは可愛いから飼いやすいだろう」と思い込んでいるのを見てきました。

しかし、実際にはその小ささや見た目に反して、チワワは気が強く、繊細で、しっかりとしたケアやしつけが必要な犬種です。

チワワを迎える前に、こうした現実をしっかり理解し、準備を整えてから迎え入れることをお勧めします。

チワワはその独特の性格と愛らしさで、しっかり向き合えば素晴らしいパートナーとなります。

しっかりと知識を持って、愛情深くケアしてあげてくださいね。

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