メインクーンの子猫を飼う前に、遺伝病の確認を!

メインクーンって、大きくて可愛いよね♪
お迎えしたいなと考えているんだ!
かわいいよね!でも、ちょっと待って!
飼う前にあることを確認しないと、
若くして突然死してしまうかも・・・。

メインクーンは、アメリカ原産の大きな猫種あり「ジェントルジャイアント(穏やかな巨人)」という愛称を持ちます。
そんなメインクーンは賢く、遊びが大好きな長毛種の猫ちゃん。
長毛種の中でも毛は絡まりづらく、そして泣き癖も少なく、非常に賢いため、一緒に暮らしやすい猫種として人気です。
しかし・・・!
メインクーンは肥大型心筋症という、突然死の原因となる遺伝病を33.1%も保有しています。
「メインクーンをお迎えしたいな♪」「長生きしてほしいな♪」という猫ちゃんを愛する方は、必ずご確認ください。
メインクーンの子猫を探す

あなたと出会うまで・・・の愛おしい姿。
そんな記録も愛したい方は、
ペットショップより、ペットの実家から。
メインクーンの子猫を選ぶより、待ちたいあなたへ
ペットの実家では、生まれる前やまだサイトに公開されていないメインクーンの子猫に対しても、先行予約が可能です。「子育てママ」検索から、気になるママやブリーダーを見つけてくださいね。

猫ちゃんを”選ぶ”より、”待つ”メリット
✔ あなたと出会うまでの、メインクーンの生まれたて~子猫猫時代の様子をご覧いただけます。
✔ 計画的にブリーディング(繁殖)を行うことができ、売れ残りなどの余剰猫を減らすことができます。
メインクーンのなりやすい病気は、迎える前から要確認
メインクーンに限らず、多くの純血種の猫ちゃんは、近しい血統で繁栄してきた歴史があります。その背景から、遺伝病までも受け継がれている傾向にあります。
ペットの実家では、猫ちゃんとご家族様の幸せのために、紹介しているブリーダー全て親猫もしくは子猫に遺伝子検査をお願いし、不幸な猫ちゃんを減らす仕組みを実施しています。
メインクーンをお迎えされる場合、この2項目を必ずチェックすることをおすすめします。
メインクーンの遺伝病
肥大型心筋症(HCM)
心臓の様々な部位に異常を呈します。特に左心室の肥大、拡張が多く、進行していくと頻脈、食欲減退、活量低下、呼吸困難などがみられる心疾患です。心不全、大動脈血栓塞栓症は後肢の麻痺、突然死の原因となります。
この遺伝病は優性遺伝のため、両親共に検査済みか確認しましょう。
メインクーンの発症年齢:平均5~7歳
変異遺伝子保有率:33.1% ※
※2016~2020年で検査した株式会社VEQTA のデータより。
変異保有率とはキャリアもしくはアフェクテッドと診断された頭数を検査した全頭で割った時の割合です。
多発性嚢胞腎(PKD)
腎臓に嚢胞ができる疾患です。進行していくと腎機能が低下していきます。多くが4歳以上の猫で発症します。原因としてはポリシスチン1産生障害がみられます。
この遺伝病は優性遺伝のため、両親共に検査済みか確認しましょう。
全猫種発症年齢:4歳~平均7歳齢
ペットの実家では、猫ちゃんの健康のために、全てのブリーダーに親もしくは子猫に対し、検査をお願いしています。
メインクーンの子猫をお迎えしたご家族様の声(口コミ・ブリーダー評価)
全猫種・犬種で口コミ・ブリーダー評価は、全てオール5★★★★★(2025.6.24現在)
ペットの実家では、8つの条件を満たした、猫ちゃんとご家族様ファーストの心優しい獣医師推奨のブリーダーを紹介しています。
メインクーン子猫を迎えたご家族様 ★★★★★
瀧ブリーダーにはメイクーンの可愛い姉妹をお世話して頂きました〜 感謝しています! 見学の際は道順を間違えてしまいご迷惑をお掛けしましたが、嫌な顔ひとつせず親切に対応して頂き気持ちよく見学させていただきました。サイトの記事で感じた通り、聡明で気さくさな信頼できるブリーダーさん でした。
メインクーン子猫を迎えたご家族様 ★★★★★
メイクーンをお世話いただき感謝しています! 見学の際も親切に対応して頂きましたが、購入後も子猫がカゼをひいた際LINEなどで的確なアドバイスを頂き大変助かっています。 出会えて良かったです! これからも宜しくお願いします。

もうそろそろ・・・おっぱいは卒業。
出会うまでの記録も愛したい方は、
ペットショップより、ペットの実家から。

メインクーンの兄妹を繋ぐ!?
「この子の兄妹は、どんな性格かな。」
「どんな風に成長しているのかな。
「しつけはどうしているのかな。」
ペットの実家ではお迎えされた際に、本来知ることができない”兄妹たちの今”を見ることができるように、独自ハッシュタグ(例:#ちろちゃんママ)をプレゼントしています!

既に生まれている兄妹だけではなく、これから生まれてくる兄妹たち・・・
何気ない日常の写真や疑問をSNSに投稿すれば、兄妹だからこその悩みやあるあるが共有できるかもしれません!ハッシュタグプレゼントの詳細はこちらから。
メインクーンの子猫のお値段は?
必要なのは、メインクーンの生体価格だけではありません
子猫を迎える際に必要な費用は、猫ちゃんの生体価格だけではありません。
猫ちゃんのお迎え費用
①生体価格(16万円~35万円)
②混合ワクチン接種(1~3回)
③マイクロチップ挿入費
④健康診断費(健康診断/駆虫薬等)
⑤保障のオプション
これらが必要です。しかし、ペットショップとブリーダーとでは、その金額設定に大きな違いがあります。

ペットショップの場合
ペットショップは、生体価格以外の②~⑤の金額は、とても高く設定されています。
なんと生体価格以外で、別途8万円~25万円必要なことも。
その分、亡くなってしまった時や先天性疾患の病気が見つかったの保障が手厚い傾向にあります。
ブリーダーの場合
ブリーダーの場合、②~⑤の金額はブリーダーによって様々です。しかし、ほとんどのブリーダーがこれらを生体価格に含んでいる場合が多く、別途必要な価格は、ワクチンなどの実費分で5千円~1万円ほど。
複雑な計算や余計な出費の必要がなく、お迎え費用を抑えることができるのは、ブリーダーから迎えるメリットのひとつです。
家族になる前に知っておきたい!メインクーンの特徴
メインクーンはワンちゃんのような性格?
ネズミ狩りを行っていた猫種のため、遊ぶことが大好き!
その性格から、犬のような猫とも言われることもあります。
猫じゃらしが大好きなため、一緒に遊ぶことができます。
大きくなると、比較的穏やかになる傾向に。
メインクーンの耳毛(リンクスティップ)がかわいい!
メインクーンの独特な特徴のひとつ、耳毛!
耳の上にちょこんと生えた毛はリンクスティップと呼ばれ、「ヤマネコの耳毛」という意味を持ちます。
リンクスティップは、狩りをするために必要だった毛として考えられており、ほんの少しの風の動きや小さな音にも敏感に反応できる、ネズミを獲得するために必要な毛だったのです。

毛色のバリエーションは100種類以上!
メインクーンは、ワンポイントカラー以外すべて許容されている猫種で、その毛色の種類は100種類以上!
代表的な色は、ブラック、ホワイト、レッド、ブラウン、シルバー、ブルー、クリームなど。
単色だけではなく、2色のバイカラー、三毛のキャリコ、縞柄のタビーなど、メインの毛色と柄との組み合わせ次第で、その子特有の良さが際立つ猫種です。

メインクーンの寿命
堂々とした体格と優雅な毛並みが魅力のメインクーン。「大きい猫は寿命が短い」というイメージを持っている方もいるかもしれません。
たしかに、メインクーンにはカラダが大きい分、心臓に負担がかかりやすいという傾向があります。そのため「短命」というイメージもありますが、実際には11〜14年ほど生きる猫が多く、極端に寿命が短いわけではありません。
むしろ、日々のちょっとした心がけ、そしてお迎え前の確認で健康を守ることができます。
メインクーン専門ブリーダー
メインクーンの被毛や骨格、遺伝病などを考慮すると、メインクーン専門ブリーダーからお迎えすることをおすすめします。
これから紹介する内容を、細かく丁寧に教えていただけますよ。

メインクーンの飼い方・お手入れ
ブラッシングとシャンプーは必須!
メインクーンの被毛はとても長い、長毛種に分類されます。それだけではなく、寒冷地に住んでいた猫種のため、防水・防寒のために被毛は皮脂で覆われています。
毛のもつれは少ない傾向にありますが、皮脂で汚れやすいため、毎日のブラッシングが理想です。少なくとも週に1回はお手入れしてあげましょうね。
また、綺麗な毛並みをキープするためには、皮脂を落とすことも大切です。2~3か月に1度程度、シャンプーをしてみましょう。
シャンプーやブラッシングのコツはブリーダーから教わると、猫ちゃんもストレスなく気持ちよく身を預けてくれますよ。
キャットタワーは天井固定タイプを
大型猫のメインクーンは、ジャンプ力も高く、「ひょい」と軽々移動します。
ジャンプしてもキャットタワーが倒れることがないように、天井に固定する突っ張りタイプのキャットタワーがおススメです。
メインクーンの歴史
アライグマと交配された?
「アライグマと猫のハイブリッドで生まれた」という面白い伝説があります。
遺伝的にはもちろん不可能ですが、体の大きさやふさふさのしっぽ、毛色の似た特徴から、そんな伝説が語り継がれてきたため、メインクーンの名は、原産であるアメリカのメイン州と、アライグマを意味するクーンから名付けられました。
実際の歴史
現実的な歴史の説として有力なのが、北欧原産の猫たちがバイキングの航海とともに北アメリカに渡り、土着の猫と交わったことでメインクーンが誕生したというものです。
この説を裏付けるように、ノルウェージャンフォレストキャットとの共通点が数多く見られることも注目されています。
メインクーンはアメリカ最古の猫種のひとつとして知られ、19世紀後半にはすでにキャットショーに登場しています。
1968年には専門クラブ「MCBFA(メインクーン・ブリーダー・ファンシャーズ・アソシエーション)」が設立されました。
その後、愛好者は世界中に広がり、現在ではTICAやCFAなど主要な血統登録団体すべてで正式な猫種として認められています。
歴史の波に揉まれながらも、人々の手で守り抜かれてきたメインクーン。その背景を知ることで、いっそう魅力が深まりますね。
